2012年12月18日火曜日

きっかけ

もうかれこれ5年以上も前のことです。何気なく地元の図書館で手にしたCDがこれでした。

Hawaiian Slack Key Guitar Masters


それまでの僕にとってハワイアン・ミュージックと言えば、、子供の頃よく行った激混みの市営プールで全く聞き取れない場内アナウンスと張り合うように鳴響いていたスティールギターぐらいしかイメージがなかったので、このアルバムはかなり"目からウロコ”でした。

そこには、作り物ではない本当の癒しを感じることのできる音楽がありました。上手く表現できませんが自然な息づかいと言うのか、風と言うのか、そんなものが根底にありながら、ある曲はゆったりと、またある曲は賑やかに、奏でられていました。

おそらくテクニック的にはどちらかと言えば簡単な部類に入る音楽だと思うのですが、この音楽にはこの音色と演奏が必要にして十分、と思わせるような何かがあります。ギターと言う楽器の持つポテンシャルの高さを感じると同時に、この風に自分も吹かれてみたいと思うようになって行きました。

ギターを弾く人にもそうじゃない人にもおすすめの1枚です。

0 件のコメント:

コメントを投稿